3ステップで自分だけのJALカードを見つけよう!最適なJALカード選びのコツ

クレカマイラーの多くは、日常生活の買い物をJALカードに集中させ、キャンペーンなども上手に利用し、無理をせず、貯まったマイルだけでお得に海外旅行に行くことを目標にしています。

「これから私もJALマイルを貯めて、将来はタダでハワイへ新婚旅行に行きたい!」など、目標を立てたらすぐにでもJALカードを申し込みたいところ。

しかし、実際はたくさんの種類のJALカードが存在しており、いざ申し込もうとしても、どれを選ぶすべきか迷ってしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで今回は、自分に最もふさわしいJALカードを選ぶためのポイントを、3つのステップで見ていきたいと思います。

目次

1.多彩なJALカード、それぞれ独自の特徴を精査する

「その機能、あなたに必要?それとも不要?」

JALカードにはその種類よって多彩な特徴があります。それぞれにメリットがあるJALカード中で、自分にとって最もメリットを享受できる相応しいカードを選びたいものです。

そのためにも、まずは皆さんの支出の中で出費の多いものから振り返ってみましょう。

その中で現金で支払っているものや金融機関送金(振込)または銀行振替(自動引落)になっているものがないでしょうか。その分、マイル獲得のチャンスを逸していることになります。

また、家庭だけでなく、仕事でも支出が多いものは何かをこの機会に確認してみましょう。

(1)仕事で出費の多いものを洗い出してみる

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仕事で交通機関を利用することが多い場合は、交通系電子マネーを頻繁に利用することでしょう。1回の金額は小さいですが、まとまると結構な金額になります。

通勤のためJR東日本を利用する人は電子マネー「Suica(スイカ)」を多用する人も多いと思いますが、その際、チャージはVIEWカードのみとなっており、VISAやMasterCard、JCBでは支払うことができません。

そういった方にはVIEWでの支払い機能の付いたJALカードSuicaが最適。

これまで現金でチャージしていた人も、JALカードSuicaでチャージすれば、現金払いでは貯まることのなかった分もマイルに換えることができます。

(2)家庭内で買い物をする人を確認する

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マイルを貯めようとすると、つい自分中心で考えてしまいがちですが、自分1人の買い物だけでマイルを貯めようとしても限界があります。

結婚をしていればパートナーの協力も必要ですし、すでに大きくなった子どもの協力も得られればさらにマイルの早貯めに一役買ってくれますので、そのための家族カードは必須です。

ただし、JALカードの中には家族カードが発行できないカードも存在しますので、注意が必要です。ちなみに前述のJALカードSuicaは、家族カードが発行できないカードの1つです。

「JALカードSuicaに申し込みたいけれど、将来結婚する時のことを考えると・・・。」など悩まれる方は、将来家族構成や職場環境に合わせてJALカードも変えればいいので、現時点で最もマイルを取りこぼさないカードを選べば問題ありません。

2.クレジットカード発行会社で選んでみる

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マイルを貯めるためには、これまでの現金払いや銀行振込だった支払いを、できる限りクレジットカード払いや連携した電子マネー払いに切り替えることが重要であり、そのためにも自分のライフスタイルに合ったカード選びの必要性を説いてきました。

続いては、少し角度を変えてJALと連携してJALカードを発行する「クレジットカード発行会社」という視点からJALカード選びを見ていきたいと思います。

(1)クレジットカード発行会社とは

クレジットカード発行会社の定義は複雑で難しいですが、簡単に申し上げますと、我々が利用したショッピングの明細を取りまとめ、後日請求書を発行する会社のことです。

余談ですが、クレジットカードの表面にロゴが印字されているVISAやMasterCard、JCBなどは「国際ブランド」と言い、ここでいうクレジットカード発行会社とは若干意味が異なります(国際ブランドについては後述)。

そのクレジットカード発行会社、どこで判別できるかというと、クレジットカードの裏面にその記載があります。JALカードのお問い合わせ先と併記されている企業名がそれに当たります。

例えば、JALカードSuicaなら東日本旅客鉄道株式会社(VIEWカード)、JAL・VISAカードなら三菱東京UFJニコス(DCカード)と印字があります。つまりこれらがクレジットカード発行会社ということになります。

(2)使い過ぎても安心、意外に便利なVIEWカードの支払い方法変更

クレジットカード発行会社の違いについてはなかなか分かり難いですが、同じJALカードでも締切日や請求日が各社によって異なる他、意外に知られていないのは支払方法変更に関する取り扱いの違いです。

今やクレジットカードは、請求前の支払方法の変更(一括払いから別の支払い方法への変更)は、もはや当たり前の時代になってきました。

しかし、支払い方法の変更といっても、選択肢がリボルビング払い(リボ払い)のみのクレジットカードが大半。リボ払いを選択すると、支払い方法が毎月一定額に抑えられる一方で、年率10%を超える高額な金利を徴収されるため、大変危険です。

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クレジットカードは上手に使ってより生活を豊かにするためのツールであり、クレジットカード発行会社の鴨にされてはいけませんので、リボ払いの選択は絶対に避けなければいけません。

しかしクレジットカードの中には、支払い方法をリボ払い以外の手数料がかからない支払方法(分割払いやボーナス払い)へ変更ができるものも存在します

例えばVIEWカードは、請求前であれば一括払いから手数料のかからない2回払いやボーナス払い(1回・2回)に支払方法を選んで変更することが可能です(もちろん手数料はかかりますが3回以上の複数回払いやリボ払いも可能)。

使い過ぎは禁物ですが、社会人デビューしたばかりの新入社員のうちは、収入が限られている一方で何かと物入りですので、いざという時に大変重宝するのでオススメです。

3.国際ブランドはどれを選ぶのが正解か

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JALカードの中には、国際ブランドを自分で自由に選択できるものも多数存在します。

VISAやMasterCard、JCBならば、日本でクレジットカードが使えるお店ならどれでも問題なく使えますが、世界に目を向けると、国際ブランドでも国や地域によっては使えないブランドもありますので注意が必要です。

(1)国際ブランドとは

皆さんもVISAやMasterCard、JCBなど、クレジットカード表面に印字されたこれらのロゴを一度は見たことがあるのでしょう。

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国際ブランドとは、VISA、MasterCard、JCBの3大ブランドの他、アメリカンエクスプレスやダイナース、ディスカバーや中国銀聯などもこの国際ブランドに当たります。

ただし、JALカードで選べるのは、VISA、MasterCard、JCBの他、アメックスとダイナースまでです。

(2)目標とする渡航先(地域・国)に応じて国際ブランドを選ぶ

クレジットカードには、どのカードにも必ず1つは国際ブランドのロゴが印字されています。

国際ブランド選びで最も重要なことは、渡航する先でも問題なくクレジットカードが利用できるブランドを選ぶことです。

そのためにはまず、それぞれの国際ブランドが強みとする国や地域(逆に弱みとする国や地域)を把握することが大切です。

①VISA、MasterCard

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全世界に普及する、加盟店世界第1位のVISAと第2位のMasterCardならば、どちらを選んでも利用できないという事態に陥ることはまずありません。

逆にVISAとMasterCardが使えない店舗では、他の国際ブランドも当然使えないと思っていた方が良いでしょう。

今や世界中で使えるVISAとMasterCardですが、(ごく些細な差ではありますが)地域差としては、VISAは米国全土、MasterCardはヨーロッパに特に強いと言われていますので、すでに渡航を計画している人や目標立てをしている人は参考にしていただくと良いでしょう。

②JCB

p20160805-11日本発の国際ブランドで、日本国内の知名度は高いですが、世界ではまだまだ利用できる加盟店が少ないのが現状です。実際に私が訪れたサンフランシスコやオーストラリアではJCBが使えるお店を見つけることはできませんでした。

一方、日本人観光客が良く訪れる観光地には局地的に強い傾向があり、特にハワイなどはJCBが特に力を入れている地域であり、現地ではサポートデスクを構え、利用を促すキャンペーン活動に熱心です。また、JCBカード保有者にはトロリーバスが無料で利用できるなど、サービスも充実しています。

またVISAやMasterCardにはない豊富なキャンペーンも催しており、抽選でディズニーリゾートのチケットが貰えたり、JCBギフト券が当たる企画なども定期的に実施しています(書く言う私も、10万円分のJCBギフト券が当選しました)。

世界的に見るとまだまだ弱いJCBですが、国内や主要観光地がメインなら、VISAやMasterCardと比べても遜色はなく、むしろサービス面では日本ブランドならではの充実度があります。

③アメックスとダイナース

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最後にアメリカンエクスプレスとダイナースですが、この両ブランドのカードを持てることはある種のステータスの象徴でもありました。

しかし、無理なく、お得に海外旅行を目指すクレカマイラーにとって、同じJALカードでも他の3大国際ブランド(VISA、MasterCard、JCB)と比べて年会費が高く、また加盟店も少ないことから、今回選択肢からは外しました。

(3)為替で優位な国際ブランドはどれか

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クレジットカードは海外旅行には無くてはならないものになってきました。

空港などで現地通貨に交換すると、高いレートと為替手数料を取られてしまいますが、クレジットカードを利用すると通貨交換と比べてずっと安く済みます。

この3大国際ブランド(VISA、MasterCard、JCB)で為替に違いはあるのかを検証しましたが、結論から申し上げれば大きな差はありませんでした。

3ブランドとも、各社が設定した為替レートに為替手数料(VISAとMasterCardは1.63%、JCBは1.60%)を加算していますが、各社の為替レートは独自のもので日々変動しており、毎日3社の順位が入れ替わるため、常にどの国際ブランドが優位とは言えないのが現状。

そのため、為替面についてはあまりシビアに判断しなくても良いでしょう。

4.Club-Aカード・Club-Aゴールドカードは選ぶべきか

普通カードを申し込むと、Club-Aカード・Club-Aゴールドカードの案内が定期的に送られてきます。充実した各種サービスが付保されているワンランク上のClub-Aカード・Club-Aゴールドカードですが、マイルを多く貯めるためには必要でしょうか。

結論から言えば答えは「ノー」です。

(1)クレカマイラーにとってClub-Aカードは不要

普通カードとClub-Aカード・Club-Aゴールドカードとの大きな違いは、フライトボーナスマイルと空港のラウンジの利用、そして付保される海外傷害保険の保険金額の3つでしょう。一方、年会費にも大きな差があります。

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これらを見ると、そのすべてがフライト時、または渡航期間中のサービスであることが分かります。つまり、どれも飛行機に搭乗しない限り恩恵を受けられないサービスになるのです。

クレカマイラーは、無理せず、お得にマイルを貯めて海外旅行に行くことを目標にしている人が大半ですから、背伸びをしてワンランク上のカードを作っても、フライトをしない限りその恩恵を受けられない可能性が高いのです。

(2)Club-Aカード、Club-Aゴールドカードへの切り替えのタイミングは

このブログでは年1回以上、マイルで海外旅行に行くことを目指していますが、目標通り1年に1回以上、継続的に海外へ渡航できるようになった時点で切り替えると良いでしょう。

クレカマイラーにとってはショッピングがマイルを獲得する唯一の方法ですが、実際にフライトするとフライトマイルが貯まる他、海外傷害保険の加入やラウンジを利用する機会も出てきます。

1フライトあたりの普通カードとClub-Aカード・Club-Aゴールドカードのフライトマイルの差、普通カードには付かない海外傷害保険の保険料、フライト前の食事代をラウンジで賄うことなどを考えると、年1回以上フライトするだけでClub-Aカード・Club-Aゴールドカードの方がお得になるケースが出てきます。

これら3つの恩恵を最低年1回受けられることで、Club-Aカード・Club-Aゴールドカードを保有する意義も出てくるのです。

5.まとめ

いかがでしたでしょうか。

JALカードは他のクレジットカードと比べてもずっとお得で便利なカードではありますが、皆さんにとってより身近な1枚を選ぶことで、目標に向けて1歩も2歩も近づくことができます。

これからJALカードへの入会を考えている人はこの機会にじっくりと考えて、どうか皆さんにとって最適なカードを見つけてください。

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