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サブカード選び、貴方はどんな方法で選びますか?
メインカードのJALカードをカバーするためのサブカードは普段から準備しておくことをオススメしています。サブカードが必要になるケースは思いの外多くあります。
例えばJALカードがショッピング限度額に達してしまった時や、外国でJALカードが使えない地域に渡航した時など。JCBなどは結構外国で使えないケースも多いですね。
他にもこんなケースがあります。
JALカードを使って目標の海外旅行に向けて、家族一丸となってマイルを貯める我が家では、私の持つ親カードの他、妻にも家族カード(子カード)を持たせ、夫婦で海外旅行を目指しマイルを貯めるべく日々努力を続けているわけですが、この家族カード、問題が無いわけでもありません。
例えば、妻には内緒でちょっと高価な買い物をしたい時。家族カードを持つまではこっそりJALカードで買い物ができたのですが、家族カードにしたことでそれができなくなってしまいました。
実は家族カードを持っても請求明細は一本。Web明細でもIDが同一となっており、家族でIDを共有した場合、親カード、子カード関係なく、すべての利用明細が見れてしまう、というデメリットが潜んでいます。
かなり混み入った話になってしまいましたが、人それぞれ事情に応じてサブカードを用意しておくに越したことはありません。しかし、このサブカード選びが意外と難しい。
今回紹介するサブカードの選び方は大きく分けて3つ。いずれも年会費無料のクレジットカードあることが大前提です。
あくまでもメインはJALカードであり、サブカードはいつ出番がいつ訪れるかはわかりません。JALカードの年会費を支払うだけでも馬鹿になりませんから。
サブカードの選び方(その1)JMBカードから選ぶ
イオンJMBカードやJMBローソンPontaカードVISAように年会費無料のJMB(JALマイレージバンク)提携のクレジットカードを作り、メインのJALカードと同じくJALマイルを積み立てていくのがクレカマイラーの王道。
ただし、JALカードと比べると、JALマイルの還元率はどうしても見劣りします。ショッピングマイルプレミアムに加入している場合、JALカードとの還元率の差は2倍ですから、サブカードを多用していてはなかなかマイルも貯まりません。
とは言え、目標マイル到達のためには1マイルも取りこぼすことなくJALマイルに還元し、コツコツ貯めるしか方法はありませんから、選択と集中の徹底には最も合理的な手立てだと思います。
オススメ!クレカ紹介④「JMBローソンPontaカードVISA」は他のポイントをJALマイルに変身させるマストアイテム!
サブカードの選び方(その2)ポイント還元率の高いカードを選ぶ
Amazon.co.jpや楽天市場、Yahoo!ショッピングなど、ネットショッピング(Eコマース)を多用する人なら多くの人がすでに加入しているであろうAmazon Mastercardクラシックや楽天カード、ヤフーカードをサブカードにしてもいいでしょう。
JALマイルを貯めるという目標からは離れてしまいますが、これらEコマースサイトが発行するクレジットカードはポイント還元率も高く、使い道も広いのが特徴。普段から頻繁に使うショッピングサイトならポイントの使い道に困る心配はありません。
基本的にはJALカードがメイン、あくまでも万が一の備えのサブカードですから、使うシーンは余り多くないはず。クレジットカードを使うシーンを振り返り、サブカードの出番も多いようでしたら(その1)でご紹介したJMBカードでご用意することをオススメします。
また、どうしてもポイント消化に迷った場合は、ギフト券などの金券の購入に充て、実店舗で利用する裏技もあります。
サブカードの選び方(その3)利用金額から直接割引してくれるカードを選ぶ
とは言え、やはり還元されるのがポイントバックですと、実際にポイントを利用するまでは還元されたとはいえません。
そこでもう1つのオススメは、利用料金請求時に請求額から直接割引をしてくれるカードです。
例えば、ポケットカードが発行しているp-one Wizというカードは、請求時に請求額から直接1%減額してくれるだけではなく、0.5%分のTポイントもつきますので、合計で1.5%還元される計算になります。
p-one Wizはリボ払い専用カードとのことですが、全額払いも選べます。普段からネットショッピングを多用する人にとってはポイントバックもお得ではありますが、買い物において直接割引に勝るものはありません。
特に実店舗での購入や、スーパーブランドのように通常は割引が一切認められず、ポイントなども付かないようなお買い物にこそ効果を発揮します。
なお、ルミネカードのようにルミネでの買い物が常に5%オフ(キャンペーン時は10%オフ)されるものもありますが、年会費が掛かる上にルミネの店舗のみ対象という制約が付いて回りますので、サブカードとしては適していません。
以上、3通りのサブカードの考え方を記しました。
メインのJALカードで支払うが目標への最短ルートであることは間違いありませんが、万が一に備えてサブカードは準備しておくのに遅過ぎることはありませんので、3通りの中から自分の生活スタイルに合うサブカードを探してみてください。