JALマイル、交通系電子マネーを攻略せよ!!

目次

JALカードだけで交通系と流通系の電子マネーの両方をカバーするのは難しくなった

JALカードの中で、これまで交通系電子マネーに対応しているカードは、JALカードSuica JALカードOPクレジットJALカード TOKYU POINT ClubQ など、ごく一部に限られています。

その中でも JALカード TOKYU POINT ClubQ は、流通系電子マネー「WAON」にも対応しており、JALカードでは唯一電子マネー2種類に対応していることから、JALカード内最強のカードと言われていきました。

しかし、2017年4月より、PASMOチャージ時の還元方法がJALマイルではなく東急ポイントに切り替わってしまいました。東急ポイントからJALマイルへの交換も可能ですが、還元率はこれまでの5分の1と、レートが大幅に下がり改悪されてしまったのです。

JALカードTOKYU POINT CLUB QのPASMOオートチャージが大改悪!2017年4月以降は要注意!

交通系電子マネーをカバーのであれば、やはりJALカードSuicaが最も適していますが、こちらは流通系電子マネーに対応しておらず、また家族カードが唯一作れないカードであるため、結婚をして家族のいる方には不向きです。

このようにJALカード内では交通系と流通系、どちらの電子マネーに対応するような一挙両得なカードを手当てすることは難しくなってしまいました。

セゾンゴールド・アメリカンエキスプレス・カードがあれば道は開ける!

ただし、あるカードを持っているとこの問題は一気に解決に向かいます。セゾンゴールド・アメリカンエキスプレス・カード(以下、セゾンゴールド)です。

過去の記事でも触れましたが、セゾンゴールドでは、SAISON MILE CLUB という通常のセゾンカードにはないサービスに入ることができます。ちなみに、SAISON MILE CLUB とは、永久不滅ポイントの代わりにJALマイルとして還元されるサービスのこと。

セゾンゴールドでショッピングをすれば、1,000円につき10マイルと、(計算式は異なりますが)JALカードと同率の1%分がJALマイルとして付与されることに加え、SAISON MILE CLUB 優遇サービス として、2,000円につき永久不滅ポイントが1ポイント貯まります。

この永久不滅ポイント200ポイントをJALマイル500マイルに交換することで、JALカードより12.5%多い還元率を実現することができるのです。

さらに、SAION MILE CLUBに加入すれば、同一名義の他のセゾンカードの利用分についても永久不滅ポイントに変わり1,000円につき10マイルを得ることができます(ただし、SAISON MILE CLUB 優遇サービスは対象外のため、還元率はJALカードと同じ1%)。

つまり、セゾンゴールドを保有する人にとっては、仮にJALカードが交通系電子マネーが対応としていなかったとしても、他に交通系電子マネーに対応しているセゾンカードを持っているだけで交通系電子マネーをカバーできることになります。

たとえば、SEIBU PRINCE CLUBカード セゾン は、PASMOのオートチャージに対応しているカードです。記名式PASMOを用意してNetアンサーからオートチャージの連携を申す込むだけ。これでチャージされるたびにJALカードと同率のJALマイルが還元されます。

セゾンとUCのシステム統合で、東京メトロのToMeカードでもマイルがゲットできる!

また、2017年11月26日より、セゾンとUCのシステムが統合されます。これまで同じセゾングループでありながら、それぞれの永久不滅ポイントは別々の管理となり、Netアンサーでは一元管理できるのに、ポイントは合算されない状況が続いていましたが、いよいよ改善されます。

これを受けて、UCのシステム下にあった東京メトロの ToMeカード も、システム統合後はセゾンゴールドの恩恵を受けることができるようになり、SAISON MILE CLUBの対象となります。つまり、ToMeカード でのPASMOオートチャージも、JALマイルに還元されるのです。

Q.SAISON MILE CLUBに登録していますが、新システム移行後はUCカードで貯めた永久不滅ポイントもマイルに移行されますか。

A.新システム移行後にUCカードでご利用いただいた分はマイルへ移行されますが、新システム移行前にお貯めいただいたUCカードの永久不滅ポイントはマイルへ移行されません。 マイルに移行されなかった永久不滅ポイントは、ポイント交換でJALのマイルに交換いただけます。(200ポイント→500マイル)

(セゾンカードよくあるQ&A より引用)

ToMeカード の場合、PASMO一体型ですので、クレジットカードとPASMOの2枚持ちの必要はなく、また定期券区間外の東京メトロの利用にはメトロポイントが付きますから、仕事柄頻繁に地下鉄を利用される方にはToMeカードのメリットは大変大きいです。

ビジネスマンほど取りこぼしてはいけない、交通系電子マネー経由のJALマイル

このように、セゾン・ゴールドがあることで、JALカードだけではなかなかカバーしきれない交通系電子マネーの領域も簡単にカバーすることができます。JALカードとセゾンゴールドは相互に補完し合う関係にあり、2枚持ちするメリットは大変多くあります。

ショッピング利用でJALカード以上にJALマイルが貯まるクレジットカードが存在する!?セゾンゴールド・アメリカンエキスプレス・カードを語り尽くす

ビジネスマンにとっては特に、仕事柄日常的に交通機関を利用しますが、その交通費をJALマイルに還元させるためには、オートチャージのクレジット利用時以外にありません。

陸マイラーの場合、自ら買い物をした場合の恩恵としてJALマイルが積算されますが、仕事上の交通機関を利用した移動は、経費として会社負担となることから、自らの財布以外からもJALマイルを受けることができるチャンスですので、取りこぼしたくないですね。

皆さんは、交通系電子マネーからのJALマイル還元対策、万全ですか?

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