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家族にも”家族会員カード”を持たせて目標達成の近道を!
クレカマイラーの場合、JALマイルを貯めるためにはどうしても出費が伴います。浪費をすればその分マイルも早く貯められますが、JALマイルを貯めるための無駄な出費は本末転倒です。
如何に無駄な出費を抑えるか、そしてどうしても出ていくお金に関してはJALカードを使うことで、必要な出費をマイルに変える、これが理想的な姿です。
しかし結婚をすると、独身の時よりも出費は増える一方で、夫婦がバラバラにお金を使えば、結婚前よりもJALマイルが貯まり難くなりかねません。JALマイルを貯めるには夫婦の協力が必要不可欠です。
そのため、家族で共通の目標を実現するために、家族会員カードを用意して、どちらがお金を使ってもしっかりJALマイルが貯まるように準備したいもの。私は JAL・VISAカード をオススメしています。
家族会員カードは使える国・地域の広さで選ぶ
家族会員カードを作る際に気を付けるべきことは、自分以外の家族も使いやすいカードであること。そして、どのクレジットカード会社を選ぶかは悩ましいところですが、旅行など海外でも使うことを考えグローバルに使えることが第一条件です。
使えるお店の多さを第一に考えると JAL・VISAカード が最有力でしょう。VISAは世界No.1のクレジットカード会社で、日本はもとより世界各地で幅広く利用することができます。
日本での認知度が高いJCBは、国内では利便性も高く、折に触れて様々なキャンペーンも展開するなど、利用者のお得感は高いですが、海外ではハワイやグアムなど日本人観光客が特に多い一部の地域を除き使える国やお店は限定的です。
使える店舗の多さではVISAと双璧を成すMastercardでもいいかもしれませんが、メインの1枚と考えるとやはりVISAに軍配が上がります。
ただし、もしVISAのクレジットカードはすでに複数枚持っている、ということでしたら JAL・MasterCard でもいいでしょう。Mastercardは比較的ヨーロッパ圏に強みを持っています。
電子マネーはJMB WAONや楽天Edyを上手に使う
電子マネーを上手に使うことで通常マイルに還元されない100円未満の端数まできれいにマイルに変えることができます。JAL・VISAカード はJMB WAONや 楽天Edyにチャージすることが可能です。
電子マネーを上手に利用することで、クレジットカード払いではマイルに換算されない端数分のロスを防ぐことができます。
JMB WAONは、JALカードからチャージした時点で100円につき1マイル(ショッピングマイル加入の場合)が付与され、チャージしたWAONを使ってお買い物をする時点で更に200円につき1マイル付与される仕組み。
つまり2重にマイルをゲットすることができます。JALカード特約店でない限り、JALカードを使うよりもJMB WAONで支払う方が1.5倍マイルが多く貯まります。
おサイフケータイ®搭載の携帯電話をお持ちなら、モバイル JMB WAONに登録をして、いつでもチャージができますし、iPhoneユーザーの場合にはおサイフケータイ機能®がない場合は、JMB WAONカードを発行して、JALカードと紐づけして使います。
ちなみに、ビックカメラやローソン、ミニストップなど、マイルが2倍貯まるJALカード特約店ではなく、かつWAONが使える店舗なら、JALカードではなくJMB WAONの方がより多くのJALマイルを貯めることができます。
また、楽天Edyもほかの電子マネーと比べると利用できる店舗はまだまだ少ないですが、楽天経済圏構想を掲げる楽天が積極的に楽天Edyの普及を図っていくと思われますので、楽天Edy支払いで楽天ポイントが還元される等の副次的メリットも期待できます。
おサイフケータイ®機能搭載の携帯電話をお持ちでしたら、複数のカードを持たずとも電子マネーの選択肢も増やせますので、事前登録は済ませておきましょう。
家族に明細を見られたくない人は要注意!
JAL・VISAカード の利用から請求までのスピードはかなり早めです。
利用した翌月には大抵請求が上がってきますので、どんどん使ってJALマイルを貯めたいという人にとっては、その請求の速さから限度額の上限に達することもあまり心配せず、高回転で利用することができます。
事後の支払い回数の変更はインターネット上から可能。複数回払いとリボ払いが可能ですが、ボーナス一括払いへの切り替えはできません。その点は JALカードSuica に軍配が上がります。
さて、家族会員カードを発行しますと、オンラインで明細を確認することができますが、それぞれ家族が何にお金を使ったのかが一目瞭然です。
場合によっては「何に使ったのか家族には知られたくない」と言って家族会員カードを持つことを嫌がる可能性もありますので、その辺は家族の団結力が試されます。
その逆も然りで、奥さんに自分の買い物内容がわかってしまって困る人も中にはいるでしょう。つまり、家族会員カードの内容を親カード保有者が知るのは当然ですが、反対に家族会員カード保有者も親カードで何に使われているか知ることができてしまうのです。
この辺は提携カード会社(DCカード)に、カード発行ごとのID発行と管理権限の設定ができるよう改善してもらいたいところですが、我が家のように家計を奥さんに委ねているご家庭の場合にはちょっと注意が必要です。
家族で協力すればJALマイルは何倍も早く貯められる!
海外ではクレジットカードを使いたくても使えない国や地域はまだまだたくさんあります。せっかく家族みんなでクレジットカードを申し込んだのに、いざという時に使えなくては何の意味もありません。
そのためにも世界で最も幅広く使うことのできるVISAカードをメインに据えることは至極当然のことです。
家族が協力してより多くのJALマイルを獲得するためには、まず家族と目標を共有すること、そして50円以上のお買い物については面倒くさがらずクレジットカードで支払うこと、クレジットカードは使えなくても電子マネーなら使えるケースもあるため予め備えること。
「一銭を笑う者は一銭に泣く」と言いますが、「1マイルを笑う者は1マイルに泣く」ということを肝に銘じて、家族で徹底したいものですね。
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